第1章. 国際法委員会の創設と変遷 / 山田中正
第2章. 国連国際法委員会による法典化作業の成果 : 国際法形成過程におけるその影響 / 酒井啓亘
第3章. 国連国際法委員会と国際司法裁判所 / 河野真理子
第4章. 国際法委員会における作業方法の問題点 : 国家責任条文を例として / 森田章夫
第5章. 国連法体系におけるILCの役割の変容と国際立法 / 奥脇直也
第6章. 国際法委員会の現状と将来の展望 / 村瀬信也
第7章. 国家責任条文第一部にみる法典化の方法論の批判的考察 / 兼原敦子
第8章. 国際法秩序における「合法性」確保制度としての国家責任法の再構成 : 国家責任条文第二部・第三部における国際法委員会による試みとその限界 / 岩月直樹
第9章. 外交的保護 / 土屋志穂
第10章. 国際組織の責任 / 植木俊哉
第11章. 越境損害防止 / 児矢野マリ
第12章. 危険活動から生じる越境被害の際の損失配分に関する諸原則 / 柴田明穂
第13章. 国際水路の非航行的利用における「衡平原則」の現代的展開 / 山本良
第14章. 共有天然資源 : 地下水に関する条文草案の概要と評価 / 岩石順子
第15章. 「条約の留保」に関するガイドラインについての一考察 : 人権条約の実施機関の実行をめぐって / 坂元茂樹
第16章. 武力紛争の条約に及ぼす影響に関する国際法委員会条文案の検討 / 真山全
第17章. 国家の一方的宣言 / 中谷和弘
第18章. 国際法の「断片化」 / 宫野洋一
第19章. 国連国家免除条約の起草過程及び条約内容の特徴 : 法典化及び漸進的発達との関連で / 薬師寺公夫
第20章. 国際刑事裁判所規程 / 洪恵子
第21章. 国籍の国家承継 / 前田直子.