序章. 先端医療技術をめぐる生命倫理・法と「人間の尊厳」: 生命の発生の周辺を中心として
第1章.「出産するからだ」を法律はどのように支えてきたか
第2章. イギリスにおける生殖医療と刑事規制の動向 :「ウォーノック委員会報告書」(1984年)を素材として
第3章. イギリスにおける生殖医療の規制に関する1990年法について
第4章. 生殖医療技術の(刑事)規制モデル
第5章. 体外受精の意義と法的諸問題
第6章. 生殖技術と法的規制の必要性 : 刑法の立場から
第7章.「未出生の人の生命」保護と刑法 : 日本刑法学会(1998年)ワークショップから
第8章. 刑法的観点からみた多胎滅数術 : 法と倫理の葛藤・ジレンマの一側面
第9章. クローン技術の応用と刑事規制
第10章. ヒト・クローン技術等規制法について
第11章. ヒト受精胚・ES細胞・ヒト細胞の取扱いと刑法
第12章. イギリスにおけるヒト胚研究の規制の動向
終章. 生殖補助医療と刑事規制の行方
資料(翻訳). 比較法的観点からみたバイオテクノロジーの進步の法的諸問題 : ドイツ胚保護法をめぐる改正論議.