第１部. 盗聴法と市民的自由 / 奥平康弘・小田中聰樹
第２部. 盗聴法の批判的考察:
通信の秘密・プライバシーと盗聴法 / 右崎正博
盗聴立法とメディア / 田島泰彦
盗聴の司法的統制 / 市川正人
盗聴法と令状主義 / 川崎英明
組織的犯罪対策法 の背後にあるもの / 村井敏邦
警察権限の拡大と市民的統制 / 渡名喜庸安
インターネットと盗聴 / 牧野二郎
盗聴法をめぐる法制審議会刑事法部会での審議 / 岩村智文
盗聴法立法過程の検証 / 佐々木光明
第３部: コンメンタール・盗聴法 / 三島聡・水谷規男・新屋達之・川崎英明
第４部: 国際的動向
アメリカ / 右崎正博・柏木友紀
イギリス / 田島泰彦
ドイツ / 水島朝穂
フランス / 白取祐司
エシュロン機関が与える情報社会の危機 / 岸本卓也
第５部. 資料 (最高裁判所規則―犯罪捜査のための通信傍受に関する規則; 国家公安委員会規則―通信傍受規則 ほか).