規範的危険概念への道程 / 北野通世
わが国の客観的帰属論 / 曽根威彦
臓器移植における「提供意思」について / 城下裕二
スポーツ障害の刑事責任 / 西村秀二
誤想過剰防衛に関する覚書 / 岡本勝
予防防衛について / 大嶋一泰
強要による行為について / 大沼邦弘
責任、統合予防そして行為者ー被害者ー仲介・和解の刑法理論的位置価値 / 吉田敏雄
「精神障害」と刑事責任能力: 再考・再論 / 町野朔
「原因において自由な行為」小考 / 丸山治
原因において自由な行為の仮象問題と現実問題 / 長井圓
意識の明瞭性の欠落と未必の故意 / 小野寺一浩
間接正犯の錯誤と刑法38条 / 川端博
過失犯の共同正犯 / 大越義久
続「共犯と身分」再論 / 西田典之
牽連犯 / 山火正則
障害概念の再検討 / 河上和雄
個人的法益としての「名誉」概念 / 丸山雅夫
親族間の財産犯罪 / 林美月子
多衆不解散罪の本質 / 中村勉
国会議員の職務権限 / 堀内捷三
ラートブルッフ/グヴィンナー「犯罪の歴史」について / 武田紀夫
刑法犯の秩序違反の違いについての一考察 / 伊藤司
人クローン個体産生罪について / 長井長信
診療の補助行為と刑事規制 / 福山道義
麻薬特例法における「不法収益」の没収・追徴について / 山本輝之
捜查官の欺罔による「承諾」と手続の適正 / 白取祐司
軽微犯罪の逮捕・勾留と事件単位の原則 / 渡辺咲子
わが国の刑事訴訟法は実体的真実主義を採用していない / 小野坂弘
精神的に問題のある被告人等のための特別法廷 / 島伸一
児童虐待への社会的対応システムの構築に向けて / 岩井宜子.